【AIソムニウム】麻枝准と打越鋼太郎のギャグは似てるようで似ていないかも
ストーリーのノリ
不満点はストーリーのギャグ要素の密が濃すぎること。ストーリーの半分以上がギャグを見せ続けられる拷問。程々だといいのだが本当に濃すぎてお腹いっぱい。それでも『ダンガンロンパ』『428~封鎖された渋谷で~』自社パロディ等があったのは良かった。
この辺は『AIR』『CLANNAD』の麻枝准が書いた『ヘブンバーンズレッド』も当時のノリのままだったので、『Ever17』の打越鋼太郎が書いてるとなると「なるほど」と割り切る事にした。ちなみに麻枝准は関西人の血が騒ぐのか1つのストーリーで気に入った単語を天丼する癖があり、打越鋼太郎は時間差の天丼が好きで、章を跨いで天丼するのがお気に入り。2人が共通してるのは気に入った単語は何度も擦るのだ!わぁい!ボドドドゥドオー!
上の画像のノリが合わなければまず買うのはオススメしないとだけ。
感想
1つのエンディングを見る前に主人公と犀人が入れ替わってるのは、回想で左岸家が多く入ったり、出会って間もないイリスが亡くなりそうな時だけ異様な取り乱し方をしてたので気づけました。「打越鋼太郎作品の傾向にありがちな…」ってヤツですね。
犯人が体を転々としているのはすぐに気づけなかったですね。分岐シナリオの中で犯人の可能性が沖浦や世島と転々としていて「結局誰なんだよ…」とは思ったが全部だとはね。第一サイクロプス事件と第二サイクロプス事件は別人というミスリードをさせるゲーム内で何度も強調しているズルがあったからね。「違うって言ってるから、その線はありえない」って思ってたのに…まさかね。
色々ツッコミ所はあったけど、正義に溺れた殺人犯と快楽に溺れた殺人同士のストーリーは中々面白かった。途中からは余計なモノを一切調べないようにしたので濃すぎるギャグも緩和でき、程よい塩梅でギャグも楽しめたので中だるみせずにサクサク進める事が出来た。ダンス何度も見せられるのしんどかったのでスキップ機能使うのオススメです。続編出るみたいだけど、無くていいんじゃないかな…ダンガンロンパV3みたいに汚しそうで