【spooky's jump scare mansion】ドアから逃げずに向き合わなければならない【ホラー】
Steam:Spooky's Jump Scare Mansion (無料)
丘の上の古い屋敷を知っているだろうか?噂によるとあそこは幽霊屋敷だと聞く…。
歴史愛好家の主人公は探究心が抑えられず、その屋敷に踏み入れた。屋敷の主オバケのスプーキーちゃんに出会い「秘密を知りたければ1000のドアを潜り抜けてきなさい。」と告げられる。僕は言われるがまま最初のドアを開いた…。
屋敷の主のスプーキーちゃん。とても可愛い。彼女の仕掛ける罠もとても可愛らしい。壁から看板が出てきて、効果音が「ピロリン♪」と鳴って驚かせてくる。ホラーゲームが苦手な僕でも安心だ。
…と行かないのが、この幽霊屋敷。OUTLASTよろしく恐怖の鬼ごっこがスタートする。 追いかけてくるだけならいいが、音や視覚的にも恐怖を与え、精神を削りに来る。基本的に一方的に逃げられるのだが、進んだ先が行き止まりだったり、ドアがロックされて開かなかった時の焦燥感はハンパない。振り返る時には、もう眼の前に…(※部屋の形はランダムパターンで、覚えることができる。)
更に、追手から必死に逃げてる時にあの"可愛い看板"が「ピロリン♪」と不意打ちされた日には「うわあああ」と思わず声を上げてしまう。非常に怖がらせ方が上手いゲームである。追手は部屋を重ねるごとに新種が現れ、個体によってギミックが変わってくる。これがまた怖くて、アイツだけは来ないでくれ…頼む…と祈りたくなるだろう。
序盤は50部屋毎にセーブが出来て、そこが唯一の安らぎの場所である。ソコには主人公より前に屋敷に訪れてた人のメモ書きが残っている…しかし徐々に狂っていく様子が見られる。この地獄の堂々巡りのように永遠に続く部屋に本当に終わりはあるのだろうか?自分もメモを残した人のようになってしまうのではないだろうか?…500、600部屋…感覚が麻痺してくる。もれなく自分は夢の中でもドアを開け続ける悪夢を見た。
余談:バイオハザードやゼルダの伝説等の日本ゲームのパロディが多いのもオススメポイント。以前にHD版をプレイしていたのですが、SSを取るために再プレイした…が、声を何度か上げるくらいに怖かった。もう一度1000部屋くぐり抜ける心の強さと自信は僕にはもうない。本当にあの可愛い看板でビックリするんだよ…。
ファイルやログを読むとあの『かわいい看板』では4人心臓発作で●しているらしい…。メモ等を読むと追手の存在理由やスプーキーの事がわかっていく。
この歌すごい好き。大好き。